20190331

年度末ということで、仕事も一息つくかなという感じ。

ネタとして取ってある「やっていき」とか「場」の話だけど、のっぴきならない状況になってきた。今日、東京に続いて大阪も夜間に飲食店へ行くことの自粛要請が出た。個人的にはバーを含むことへの憤りを感じている(なんで寿司屋が良くてオーセンティックバーがあかんねや)が、何を守りたいのかは人によりけりではある。何にせよ、それぞれの「場」を守りたい人ってのはいたる所にいて、#saveourspaceの署名30万っていうのも、それの表れなのだと思う。音楽業界を救えというだけの話ではない。

一方で公衆衛生・公共の福祉・最大多数の最大幸福・生存権など諸々的には、誰かが何とか守ってきた「場」を制限せざるを得ない状況になってきている。それに際して、法的根拠だ罰則だ補償だなんだという話をしがちで、それはそれで必要な議論だと思うけど、相変わらずのレッシグ厨なので「4要素に絡めて考えると整理されるのになあ」と眺めてしまう。

現状、強制的な私権の制限を行政が行える法的根拠がないという話らしく、結果として自粛要請に継ぐ自粛要請で何とかしているという感じなんだろう。

4要素に当てはめると、政府が法ではなく規範に訴えている。市場に目を向けると法的な調整が入らない以上どこかがババを引くしかない状況で、ババを引いたところから悲鳴が上がっている。一斉休校以降の民間企業によるオンラインコンテンツの開放やテレワーク環境の充実なんかはアーキテクチャによる解決を図っているとも言える。

政府による規範での制限というのはなるほど日本ではコストも低く効果も上がるだろうと理解しやすいが、その先にあるのは教育による統制なので余り喜ばしいものではない。透明性のある法によって制限が行われるならまだしも、長年の教育によって内面化された規範をもって国民自ら自粛という道を選んでしまうのは、それはそれでキツい話である。しかも東アジア的規範のありそうな国々の方が現状上手く行っていそうにも見えて…

長くなった。こっちはただの日記だった。あ、平民金子さんが日記を止めるらしい。寂しい。