20190603

一度は早起きするものの体が重く、結局いつもどおりの時間に起床。

昨日作ってくれてたあさりの味噌汁を常温で飲む。殻は先日出し忘れていささか腐臭のするゴミ袋にそのままイン。ゴミ収集車が通り過ぎないうちに家を出る。

 

全く食欲が涌かない。とりあえず社食に行ったら今日からざるうどんが始まってたので、これ幸いとばかりに注文。ただ何かぬるかった。

 

阪急が人身事故で止まっていた。再開見込み時間がどんどん遅くなるので、これまた幸いとばかりに残業してタスク消化に勤しむ。

駅までの道、さすがにお腹が空いたのでファミマで鯖のおにぎりを買う。ほぐした塩鯖が入ってるんだけど、これはコンビニおにぎりの定番になるべきやつなのでは?

 

電車内で工藤玲音『わたしを空腹にしないほうがいい 改訂版』を読む。一部、Webを掘り返して読んでしまったものもあるけどやはり期待通り良い。俳句が良く、エッセイが良く、挿絵が良く、表紙が良く、文字組みが良く、あとがきが良く、

駅から出て家につくまでの間、歩きながら読むときに街灯の灯りでページに影が幾重にも重なってるのが良い。

 

昨日の朝、グラウンドへ向かう車の中

「昨日さー、ユニフォーム洗うだけ洗って干す前に寝ちゃって、濡れたままやねん」

「後ろのワイパーに引っ掛けて干しといたらグラウンド着くまでに乾くでしょ」

「いやそれは流石に恥ずかしない? 高速走ってたら前の車の後ろで服がバタバタしてたらどう思うよ」

「うーん実際見たとしたら、帰った後で彼女に話すかどうかを迷うぐらいのおもしろ」

 

ページに重なる影の良さも、帰った後で彼女に話すかどうかを迷うぐらいの、良さ。